病気にも流行り廃りがある

流行り廃りというと文化的なことを思い浮かべがちですが、実はそのほかにも存在するものです。
特にそういったことに縁がないと思われる病気にも流行り廃りはあるものです。

最も意識しやすいのがインフルエンザではないでしょうか。
一時期に大量の患者が出て流行しますから、ニュースで取り上げられることも多いです。
風邪がはやる時期と同じころに流行します。
一年中かかる人が多い風邪に比べると時期が限られているほか、高熱が出るなど症状がひどくなりやすく、命にかかわることもあるので大きな問題として共有することになります。
特にお年寄りや子供などは体力がなく重症化しやすいので注意が必要です。
こうした特に注意が必要な年代の場合には積極的にワクチン接種をしておくなどということが重要になってきます。
様々な型があるのでワクチンを接種したからと言って安心するのではなく、手洗いやマスクなどの対策も同時にとっていく必要があります。

一定の時期で繰り返すインフルエンザのような病気以外にも時代によって流行りが生じることもあります。
例えば結核などは昔流行しましたが、現在ではそれほど多い病気ではなくなってきています。
天然痘なども昔は命にかかわる重大な病気でしたが現代ではほとんど見なくなっています。
このように予防や治療の技術が進むことでなくなっていくものもあります。

気をつけなくてはならないこともあります。
今は流行していない病気でも海外から入ってくる可能性はあることです。
以前に比べて日本は国際化が進み、多くの国へ行き来する人が増えてきました。
そのために日本であまり流行っていない病気も持ち込まれる可能性が高くなってきているのです。
長く流行していない病気には耐性ができていないことも多いので、治療や予防が難しくなる可能性もあります。
こういった病気については今後も注意していく必要があります。
通常ならなんともなくても、他の病気にかかっていたり免疫力が落ちていたりする状況では症状がひどくなることもあるため、一人一人が気を付けて流行させないようにしていかなくてはなりません。
お子さんやお年寄りなど弱い人に移してしまう可能性があるかもしれないという事は意識しておきたいものです。

流行していない病気でも、それが永遠に続くとは限りません。
また、確実な法則として予防法が確立していないこともあります。
流行っていないからと言って安心するのではなくしっかり対策をしていきましょう。